大和十二景

平成13年(2001年)に村制施行60周年を迎えた大和村(現甲州市大和町)では、歴史深くみどり豊かな村の風景を、未来へ受け継いでゆこうと「大和十二景」を選定しました。多くの方々からご推薦をいただき、その中から厳選された十二ケ所の風景は、どれも旧大和村を代表する美しいものばかりです。

大和十二景アクセスマップ

甲斐大和駅周辺の桜 大蔵高丸
甲斐大和駅周辺の桜 大蔵高丸
甲斐大和駅は明治36年2月に初鹿野駅(はじかの・平成5年駅名変更)として開業しました。村(現甲州市大和町)の玄関口として、村民が植栽した桜が春には駅周辺を彩ります。平成14年、駅北広場に「武田勝頼公之像」が建立されました。 標高1,781mの南大菩薩連嶺を代表する山で、山梨百名山に指定されています。山頂一帯は広い草原状になっていて、春から秋にかけてさまざまな高山植物が咲き乱れ、富士山、南アルプス、八ヶ岳も一望できます。
景徳院山門と桜 湯の沢峠のお花畑
景徳院山門と桜 湯の沢峠のお花畑

天童山景徳院は、甲斐国主武田勝頼公の冥福を祈るため徳川家康公の命により建立された曹洞宗の寺です。建立時の建物は山門のみとなっていますが山門を取り巻く桜の花は勝頼公の無念の気持ちを払拭する感がします。
南大菩薩連嶺の中央部にあり、峠まで車で行けます。峠の一帯は草原状になっていてオオバギボウシの群落をはじめ、ワレモコウやマツムシソウなどが美しく咲き誇り、お花畑がまさに牧歌的な雰囲気で広がります。
諏訪神社 甲州街道駒飼宿
諏訪神社 甲州街道駒飼宿
祭神は建御名方命を祀り、寛政5年(1793)の建築で本殿は精緻な彫刻でさまざまな題材が意匠化され、建物の構造とともに江戸時代後期の特色がみられる神社です。境内には、甲州街道三本杉の大杉の切り株もあります。 駒飼宿は、甲州街道最大の難所といわれた笹子峠の麓の宿場として賑やかな往来がありました。宿には本陣、脇本陣が配置され街道筋には人家が建ち並び、現在でもお互いを屋号で呼び合うなど、当時の名残があります。
長垣の吊り橋とぶどう畑 栖雲寺と石庭
長垣の吊り橋とぶどう畑 栖雲寺と石庭
長垣の吊り橋は横吹と長垣を結ぶ重要な通行路として長い間利用されてきました。両地区はぶどう栽培を主体とした地域です。ぶどう畑の中に日川をまたいでかけられたこの吊り橋は、なぜか懐かしい旅情を感じさせます。 中国・杭州の天目山で修行した業海本浄が貞和4年(1348)に開山した臨済宗の名刹です。国、県、村指定の文化財が多く、寺の裏山には巨大な自然石で造られた雄大な庭園があります。栖雲寺は「そば切り発祥の地」でもあります。
奥日川の紅葉 不動尊の滝
奥日川の紅葉 不動尊の滝
甲州市大和町内を北から西へ貫流する日川のうち、天目の集落から上流部分は、川の流れもゆるやかで清らかな水と木々の色鮮やかな紅葉とが織り成す光景が美しく、足を踏み入れるとしばし時を忘れる魅力的なゾーンです。 道の駅甲斐大和の奥にあるこの滝は、棚古谷山の木立に囲まれた静寂の中にひたすら幾筋かの流れをいつの日からか続けています。滝の脇には不動明王が祀られ、霊験あらたかな守護神として人々に崇められています。
竜門峡 笹子雁ガ腹摺山
竜門峡 笹子雁ガ腹摺山
竜門峡を起点として天目集落までの日川は、春の新緑から秋の紅葉まで渓谷美が堪能出来る竜門峡です。川を右に左に歩く延長2.4kmの遊歩道は整備された手軽なハイク・コースとしてハイカーに親しまれています 笹子峠の東に位置し、標高は1,358m、山梨百名山に指定されています。西方に甲府盆地や南アルプス、ハヶ岳を、北方には奥秩父の山々、南方には富士山、東方には御正体山など道志の山々も望むことができます。

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