７月初旬、甘草屋敷の前庭に甘草の苗およそ３００本を植え付けました。

この試験圃場には、甘草屋敷由来の「ウラルカンゾウ」が植えてあります。

苗を圃場に定植してから収穫までは約２年かかります。

収穫された甘草は、漢方薬の原料として活用されるものと甘味料などの添加物として使われるものに分けられます。使用する部位は、主根及びストロン（根茎）になります。

甘草は、チップ、粉末、エキス末などに加工され、漢方薬の原料や添加物になります。その加工甘草を用いて各種医薬品や食品、商品が製造されます。

今後は収穫された甘草を加工、商品化し、甘草の産業化を進めていきます。

〔甘草屋敷前庭圃場〕