平成２９年３月５日（日）に、上条集落のガードレール塗りと集落見学会を開催しました。　

　上条集落のガードレール塗りは、市民課の平成２８年度「甲州市市民提案型協働のまちづくり事業」に採択され、上条集落がある塩山下小田原区の上条組とボランティアの方々の景観改善協働事業として開催しました。子どもから大人まで１００人を超える参加者が集落に集まり、白く目立つガードレールを「甲州ブラウン」（景観配慮色・茶系色）に塗り替えました。

　上条組の皆さまとでは、このイベントの開催に向けて打ち合わせを重ね、前日にはガードレールの清掃、カーブミラーの塗り替え、ほうとうの準備などを行っていただきました。

　午前中は集落見学会を行い、福蔵院や金井加里神社、観音堂など各ポイントで解説をしながら、ゆっくりと集落内を見学しました。昼食は上条組の皆さまより温かいほうとうを振る舞っていただき、午後からガードレール塗りを開始しました。互いに声を掛け合い、参加者全員が一丸となって作業を行い、あっという間に塗り終わることができました。なお、ガードレールには夜間の安全対策で反射板を貼ってあります。

　上条集落の歴史や文化、営みの中で育まれた景観について参加者全員で考えることができた一日になったことと思います。上条組の皆さま、ご参加の皆さま、ご協力ありがとうございました。

　甲州市教育委員会文化財課では、平成２９年３月２６日（日）に上条集落見学会を開催いたします。ガードレールを「甲州ブラウン」に塗り替え、さらに美しくなった上条集落をご案内いたします。ぜひご参加ください。

■上条集落見学会

■上条組の皆さまよりほうとうを振る舞っていただきました。

■上条集落のガードレール塗り

■ガードレールには夜間の安全対策で反射板を貼ってあります。