記事番号: 1-1407
公開日 2019年06月20日
更新日 2020年10月19日
甲州市では平成28年度からはじめました甲州種ブドウの成熟度調査を今年度も継続して行います。
今年度は8月17日からおよそ2ヶ月間の調査を実施します。
観測圃場は昨年同様、以下の5地点となります。
・調査の目的
これまではブドウの糖度が成熟度の基準となってきましたが、今後は糖度に加え、酸度とpHを含むトータルバランスでブドウの成熟度を調査し、地域ごとの特性や気象条件との関連性などデータの蓄積を行っていきます。
また、こちらのデータを収穫期を計る参考にしていただければと思います。
・令和2年度観測圃場について
場所 標高 土質 仕立て 開花報告日 ベレーゾン始め報告日
地点1 勝沼町勝沼 397m 粘土 棚・一文字 6月1日 8月11日
地点2 勝沼町藤井 383m 火山灰粘土 棚・長梢 5月29日 8月3日
地点3 勝沼町綿塚 327m 砂壌土 棚・X型長梢 5月27日 7月31日
地点4 塩山千野 435m 粘土 棚・一文字 6月5日 8月5日
地点5 塩山牛奥 409m 粘土山砂 棚・Y型長梢 5月28日 8月1日
令和2年度の調査結果はこちらをご覧ください。
※参考
平成28年度の調査結果はこちらから
平成29年度の調査結果はこちらから
平成30年度の調査結果はこちらから
令和元年度の調査結果はこちらから
・調査について
サンプリングは毎週月曜日(祝日の場合は火曜日)の午前中に行います。
圃場内に10房観測用の房を決め、2粒づつ、20粒の果汁で窄汁率60%で計測します。
計測はポケット糖酸度計とデジタルpHメーターで行っております。