記事番号: 1-5102
公開日 2025年08月07日
概要
特定外来生物であるクビアカツヤカミキリは、平成24年に愛知県で初めて発見されて以降、現在までに15都府県で侵入が確認されています。県内ではこれまでに発見されていませんが、近隣都県では侵入が確認されています。
クビアカツヤカミキリはバラ科の樹木を食害し、枯死に至らせます。被害の確認が遅れると、防除が難しくなるため、早期発見・早期駆除が重要です。
名称(和名) | クビアカツヤカミキリ |
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原産地 | 中国、台湾、朝鮮半島、ベトナム |
体長 | 体長20-40ミリメートル(触角は含まない) |
特徴 | 胸部(クビ)が赤色。体全体はツヤのある黒色。 独特の臭いを放つ。 |
生態 | 幼虫は木の中で2~3年かけて成長し、成虫になると木から出てくる。 成虫の発生時期は6月から8月頃で、幹や枝の樹皮に産卵する。 一匹のメスが1000個以上産卵した例があるなど、繁殖力が強い。 成虫の寿命は2週間以上。 |
被害樹木 | サクラ類、ウメ、モモ(ハナモモを含む)、スモモ(プラム、プルーンを含む)、アンズ |
主な被害 | 幼虫は生きている木に寄生し、中を食い荒らす。 被害が進行すると、木は弱り、枯死してしまう。 枯死した木は、落枝や倒木が発生するおそれがある。 |
クビアカツヤカミキリを見つけたら
- 発見した場所の市町村または県林務環境事務所までご連絡ください。
- 外来生物法で生きたまま持ち運ぶことは禁止されています。
- 管理者におかれましては、成虫を発見したらその場で叩き潰すか殺虫剤等で駆除をお願いします。
※証拠として保存するため一匹は潰さずに保管し、提供をお願いします。
情報提供先
中北林務環境事務所:0551-23-3087、峡東林務環境事務所:0553-20-2720
峡南林務環境事務所:055-240-4140、富士・東部林務環境事務所:0554-45-7810
(受付時間 平日8:30~17:15)
※農地で発見した場合は県農務事務所までご連絡ください。
詳しくは下記をご覧ください。
クビアカツヤカミキリ(特定外来生物)について(山梨県HPへリンク)
特定外来生物クビアカツヤカミキリ警戒中![PDF:286KB]
お問い合わせ先
環境課
郵便番号:404-8501
住所:山梨県甲州市塩山上於曽1085番地1
TEL:環境対策担当(0553-33-4404)/ごみ減量・リサイクル推進担当(0553-33-4404)/粗大ごみ専用受付電話(0553-33-4412)