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独特の気候が美味しい〇〇を育む!甲州市の気候の特徴とは?

地域・自然・文化 農業・産業

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甲州市の気候の特徴を一言で表すなら、「夏が暑くて冬が寒い」。甲州市の気候は、夏と冬で極端な寒暖差があるのが大きな特徴です。この寒暖差が、甲州市の特産のあるものに大きく関係しています。この記事では、甲州市の気候の特徴と、その気候から生まれた特産物について紹介します。

夏は猛暑!冬は極寒!甲州市の気候の特徴

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甲州市の気候の大きな特徴は、夏と冬の寒暖差にあります。

夏は暑さが厳しく、勝沼は2013年に最高40.5℃を記録するなど、日本でも有数の「暑い」地域として有名です。その原因は、山梨県独特の盆地の形状と、甲州市を取り囲む山々。御坂山地、南アルプスを越えて甲府盆地へ吹き降ろす風がフェーン現象を発生させ、盆地特有の暖気が逃げにくい特徴も加わり、猛烈な暑さとなっています。しかし、夜になると、盆地斜面に近い空気が地面に熱を奪われて冷えていき、さらに斜面から冷えた空気が甲府盆地へ溜まっていくため、ぐっと気温が下がり、熱帯夜になることはあまりありません。こうした昼夜の寒暖差も、甲州市の気候の大きな特徴のひとつです。

夏は暑い甲州市ですが、冬は寒さが厳しい日が続きます。「甲州からっ風」と言われる山からの冷たい風が吹き、比較的乾燥している気候だと言えます。年に数回降雪がありますが、基本的に積雪はあまり多くありません。

春と秋は、寒暖差が激しい夏冬とは違い、穏やかで過ごしやすい気候が特徴です。自然が豊かな甲州市では、春には色とりどりの花が、秋には鮮やかな紅葉が見られるなど、春夏秋冬それぞれの季節を感じられることでしょう。

独特の寒暖差のある気候が美味しい〇〇を作る

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甲州市の特産品といえば、ぶどうや桃などのフルーツです。寒暖差の大きい甲州市の気候は、このフルーツの生育に大きく関係しています。ぶどうの生育に適している気候は、平均気温が10~20℃、1日の寒暖差が大きく、標高は200~400m水はけの良い土地が向いていると言われてます。甲州市の年間平均気温は約14℃。日照時間も長く、降水量も年間約1100mmと、ぶどう栽培に最適な気候条件を備えています。

こうした気候はぶどうだけでなく、桃やスモモの栽培にも適しています。また、甲州市の冬の名物である枯露柿(干し柿)は、乾いた冷たい風と、たっぷりの天日という甲州市特有の気候が作り出した特産品だと言えるでしょう。

まとめ

甲州市の気候は一年を通して寒暖差が大きいのが特徴です。そして、この寒暖差が甲州市の特産であるぶどうや桃などのフルーツを育んでいます。夏は暑く、冬は寒い甲州市ですが、年間を通して四季の移り変わりを楽しみながら、自然の恵みを味わうことができるのが大きな魅力です。

ライター:さんせん

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