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甲州市は新しいものを生み出すことができる場所

定住型 起業

Q.甲州市を知ったきっかけは?

A.いつかは日本に...と思っていました。
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6歳から28歳まで家族とオーストラリアで過ごし、現地の大学で妻と出会いました。前々から、日本で働きたいという思いがあり、帰国後約10年間、キャンドルやディフューザーなどを輸入し店舗に卸す仕事や、タイのソラフラワーを使用したディフューザーの企画製造の仕事をしていました。海外の製品をたくさん扱っていくうちに、『和』や『日本らしい』ものを作りたいと思うようになりました。甲州市は、父の実家もあり、東京からも近いことから移住先として考えていました。

Q.今のお住まいはどのように見つけましたか?

A.「空き家情報バンク」を活用しました!
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住まいを色々検索している時に、甲州市の『空き家情報バンク』のことを知り、すぐに市役所に連絡をしました。色々な物件を見せてもらい、今の物件にたどり着きました。初めは、二階部分だけという大家さんの意向でしたが、話をする中で、一階の工場の部分も借りられることになり、イメージ通りの物件で契約を決めました。東京から通いながら、約半年間かけて、社員や友人と一緒にDIYして、住まいや工場の環境を整えていきました。現在は、そこで合同会社「グレープヴァイン」を設立し、薬用植物の甘草(カンゾウ)など、地元にある材料を用いたディフューザーやルームスプレーなど、香りに関する生活雑貨の商品開発や製造販売を行っています。

Q.なぜ甘草を使った商品を作っているのでしょうか?

A.移住相談の際に甲州市と甘草の関係に魅力を感じました!
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移住相談の際、甲州市役所の方から甲州市にある甘草屋敷のことや甘草の歴史について聞きました。甘草屋敷の存在や甘草に係るプロジェクトをずっと行ってきたという背景に、とても魅力を感じました。今まで甘草を香りや化粧品に使った例はあまりなかったようなので、新しい甘草の魅力を発信できたらと考えるようになりました。甲州市には、まだまだ未開拓な部分があります。だからこそ、新しいものを生み出すことができる場所だと感じています。

Q.甲州市に移住してよかったことはなんでしょうか?

A.家族との時間が増えたこと!
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自宅兼工場なので、朝昼晩の三食を家でとれて、家族がいつもすぐそばにいます。起業と移住をしたからこその特別な時間です。家族で近所を散歩したり、庭でバーベキューをしたりと、外で伸び伸び過ごせるようになりました。東京は人が密集していますが、すぐ隣の人のことも良く知らないんです。こちらでは知り合えば家族みたいな付き合いができるのが魅力で、そういう生活が自分には合っていて、とてもおもしろいです。

Q.これから移住を考えている方にアドバイスをお願いします。

A.地域のイベントへ積極的に参加を!
自分は移住や起業をした後に、様々な支援制度があることを知りました。本当はもっと事前に情報収集したり、都内にもある移住支援の相談窓口を利用したりしておけばよかったなあと感じています。ただ、私も空き家情報バンクをはじめ、市役所の方へ移住や起業の相談をする中で、商工会を紹介してもらったり、甘草屋敷など市の施設を紹介してもらえたことで、最初のスタートがスムーズにできたと感じています。また、毎月1回開催される塩山朝市に参加したことが、地域の人たちと知り合えるいい機会となりました。積極的に地域のイベントに参加してみるのもとてもおすすめです!

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【プロフィール】

花坂大地さん

移住前:東京都
移住エリア:勝沼

東京生まれ。6歳の夏に家族でオーストラリアに移住。28歳の時に東京へ。2020年3月に甲州市に移住。合同会社「グレープヴァイン」を設立し、甘草(カンゾウ)などを用いた生活雑貨の開発・製造・販売を手掛ける。

合同会社グレープヴァイン

info@grapevinejapan.com
http://www.grapevinejapan.com
TEL:080-3344-7733

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