ぶどうとワインの感謝祭!甲州かつぬまぶどうまつり
イベント 地域・自然・文化毎年10月の第1土曜日に開催される甲州かつぬまぶどうまつり。ぶどうの収穫の喜びを分かち合い、自然の恵みに感謝するお祭りです。
ぶどう、ワイン、ぶどうジュースの無料サービスがあり、多彩な飲食ブースも出店します。お神輿やステージでのパフォーマンス、クライマックスの鳥居焼きや花火など見どころ満載のイベントです。
ぶどう栽培1300年の歴史を舌で味わう
甲州市勝沼町で1300年も前から栽培されてきたといわれる甲州ぶどう。お祭りでは、約2,000キロが無料配布され、甲州市のワイナリーで造られたワインとぶどうジュースが無料で試飲できます。また、グラス(1,000円)を購入すると市内ワイナリー各社の出店ブースでもワインの試飲ができ、気に入ればその場で購入も可能です。
1日に同じ場所で何種類ものワインを飲み比べできるのはワインの産地のお祭りならでは!また、甲州ぶどう約2,000キロの無料配布は、毎年長蛇の列ができ大盛況です。
飲食店ブースも充実しており、甲州市の特産品を使ったワインに合うおつまみや食事が楽しめます。
担ぎ手は県内外有志!旧甲州街道を練り歩くお神輿パレード
近くの雀宮神社から会場までお神輿パレードが行われます。担ぎ手は毎年募集され、健康な成人男女であれば誰でも担ぎ手になれるという珍しいお神輿行事です。
また、沿道や会場ではぶどうまつりのときしかもらえないお守りが限定300個配られます。お守りの中にはくるみと、日本で最古と言われている甲州ぶどうの木からとったぶどうの種が入っています。
ご利益は縁結びや商売繁盛など。運良く手に入れることができれば、幸運がやってくるかもしれません!
夜空を彩る鳥居焼き
ぶどうまつりのフィナーレを飾るのは、鳥居焼きです。始まりは、江戸時代初期ともいわれる鳥居焼は、今も昔も変わらず人の手によって行われます。
通称・ぶどう寺とも呼ばれる大善寺の護摩法要で採火された聖火は、地元の中学生からなる聖火隊によって、勝沼町内を一周した後、会場に集結します。会場を出発した聖火は、鳥居の形に並べられた柏尾山鳥居平の護摩木に点火されます。
夜空に浮かび上がる鳥居焼きをみながら、地元の人たちは今年の収穫に感謝するとともに、来年の豊作を願います。そして夜空を彩る花火がぶどうまつりのフィナーレを盛り上げてくれます。
まとめ
甲州市かつぬまぶどうまつりは一年の収穫の喜びと、自然の恵への感謝がぎゅっと詰まったイベントです。
ぶどうとワインの産地で、グラスを片手に地元の名産品を味わう。
甲州市の食とワインを一日中堪能できるぶどうまつりに足を運んでみてはいかがですか?
施設情報
[施設名称]甲州市勝沼中央公園
[住所]甲州市勝沼町勝沼1310番地
[電話番号]0553-32-1000
甲州市かつぬまぶどうまつり実行委員会事務局(観光商工課内)